As You Like It !

All the world's a stage, and all the men and women merely players. 独断と偏見に満ちたエンターテイメント作品紹介です。めざせエンタメの伝道師!

Gone With The Wind 風と共に去りぬ

最初にアラバマに来たとき
本当にあの映画のように土が赤くて驚いた
 
1996年夏季オリンピックと、宝塚でもおなじみ「風と共に去りぬ」の街
 
風と共に去りぬミュージアムと
作者マーガレット・ミッチェルの家にいってきました!
 
スカーレットの故郷タラは
ジョーンズボロという所をモデルにした、架空の地だとか
ジョーンズボロにももう一つミュージアムがありますが、そこはまた次回!
 
*映画について
1939年公開なのにフルカラー
CGも使わずによく撮ったなというシーンの連続
4時間もの長い映画で、かなり見応えがある
 
太平洋戦争中に、こっそりこれを観た日本の知識人たちは
「こんなにすごい映画を作れる国に勝てるわけがない!」と言った
という逸話もあるようです・・・ほんときっとそう思ったことでしょう・・・
 
南北戦争でのアトランタ陥落後、燃える街を逃げていくシーンはかなり壮絶
白人の経営する大農場(プランテーション)で黒人が奴隷として働くという、それまでの南部の暮らしが、南北戦争という”風"と共に去った
建物も人も物もお金も失い、それまでの暮らしが全部なくなっても、土地だけはそこにある
「最後に信じられるのは土地だけだ」というのがこの映画の主軸となるテーマ
(ワガママ女とニヒルなおっさんの恋物語だけではないんですよ!)
 
風と共に去りぬミュージアム
アトランタ郊外のマリエッタという町にある小さなミュージアム
映画の衣装、ポスターやパンフレット、ワールドプレミアの写真などが展示されています
 
私が一番欲しかったおみやげはレプリカ衣装だった・・・さすがに買わなかったけど笑

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アトランタの街中にあります
もとはアパートで、ミッチェル夫妻はこの1室に住んでいました
ベッドルームとキッチンとリビングしかない(各部屋もすごく小さい)、アメリカではものすごく小さな家
2回火事になって、3回目の再建だそうです
 
マーガレットは26歳のとき、交通事故で足を怪我して家にいるしかなかった
時間があったので、
リビングルームの角に小さな椅子と机を置いて、小さなタイプライターでこの本を書き始めた
生涯この一冊しか書かなかったけれど、この一冊が今日でも世界中で読まれる不朽の名作となった
・・・すごい話だ
 
私も一冊こんな本を書けたら、もう人生それでいいな !
書く勇気をもらいました

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あの風共の舞台に行けて、ヅカファン冥利につきました!
原作を英語で読んでみたいけれど、長い。。。