プラネテス 幸村誠
いちおう、私の今の本業は宇宙系(自称)です。こどもの頃から宇宙が大好きです。
でも、仕事だと思うと、宇宙を嫌いになりそうになる。
これは大学に入った時に初めて読んだ。「宇宙兄弟」よりずっと前。以来、時々読んでいるけど、読む度に「あれ、こんな話だったかな?」と思う。たぶん読むたびに響く箇所が違うからだと思う。
ケスラーシンドローム(デブリ衝突が連鎖反応的に起こること)は、そう簡単には起きないと聞いたことはあるけど・・・
宇宙開拓史における偉人の言葉もたくさん出てきて勉強になります。
「地球は人類のゆりかごだが、ゆりかごで一生を過ごす人間はいない」というツィオルコフスキーの超有名な言葉について、「自分の夢を、人類の夢に巧みにすりかえた」という解釈はおもしろい。
しりとりでプロポーズするの好き笑
「ワガママになるのが怖いやつに宇宙は拓けない」
そう、宇宙は”拓く"もの。私だってまだ何かできるはずなんだ。まだ宇宙を目指せるはずなんだ。まだ諦めるような時間じゃない!
遠くへ行きたい気持ちがまだ自分の中にちゃんとあるって、これを読むと気づかされる。
SHERLOCK HOLMES シャーロック・ホームズ
カンバーバッチのSHERLOCKではなく、映画の方。
今更ですがはまりました笑 Victorianのロンドン大好き!分類としてはアクション映画なのにおしゃれ!
ホームズが変人、でもかっこいい笑
ホームズとワトソンのイケオジ武闘派バディが最高!!
ホームズシリーズはちゃんと読んだことがないけど、ワトソンてホームズに一格劣るイメージがあった。でもこれはワトソンがホームズとわりと対等な相棒。ワトソンがホームズに苦労させられてるときの表情がいい笑
ていうか、おじさんたちセクシーすぎるよ!!笑
アイリーン・アドラーは不二子ちゃんみたいで素敵!
全体のテンポが良く、アクションシーンで緩急がつくのも効果的。
第二弾(A Game of Shadows)はさらに派手にドンパチしてます。
第三弾も撮影中?完成が待ち遠しいです!!
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム [Blu-ray]
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Once Upon a Time in America ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
名作映画シリーズ。
みんな大好き禁酒法時代!密造酒、潜り酒場、ギャング。
エンニオ・モリコーネの音楽。そして若き日のロバート・デ・ニーロ!
3時間越えでちょっと長いのと、時間が前後するのでわかりにくいところもありますが(でもそこに謎解き要素がある)、味のある良作です。
ヌードルスとマックス。少年少女が大人に、そして老人になるまで。この子たちが、それぞれこういう大人になり、こうして老いていくのか・・・というのを見ると、時間の流れ、時代の流れには人はあらがえないと感じる。
マックスの最後は謎だけど、やっぱりそういうことなのかな・・・?
ブルックリン、マンハッタンブリッジの見えるこの場所に行ってきました。Water Street とWashington Street の交差点。
レンガの建物や石畳の道に当時の面影がありました。フィクションではあるけれど、彼らはここにいたんだな。
Some Like It Hot お熱いのがお好き
最近、昔の名作映画を観ています。
どれもストーリー展開が面白いし、不思議と全然古く感じない!CGに頼ってないのもいい!
マリリン・モンローかわいかった!歌も上手!I wanna be loved by you, just you〜
アメリカ女子たちが元気でかわいいし、男2人の女装もかわいい笑(でも絵的にカラーだときついので、白黒にしたとか笑)
"Some like it hot." というのはさりげなく1回だけ言ってます。
最後の “Nobody’s perfect.” のオチは映画史に残る名場面!
フロリダのシーンは、サンディエゴのHotel del Coronadoじゃん!
三谷さんこれ舞台化してくれないかな。
音楽あり、ギャングとのドタバタもあり、ハッピーエンドで絶対面白いと思う!
HOUSEWIFE 2.0
数年前に買って、本棚の肥やしにしていたら、”2.0” が死語になってしまった…
アメリカで生き方を見直そうと思って持って来た。持ってきて良かった。
「さぁ女性たち、忙しい社会とはおさらばして家庭に回帰しましょう!」という本だと思っていたら、全然違った。読み始めたら面白くて、線引いて付箋貼って読んだ。
「社会に疲れると、身近なものに目を向けたくなる」まさにそれだ!
アメリカに来て、専業主婦をやってみたら、たしかに家事はハマる。アメリカに来て、大きなオーブンでパンを焼いたら、達成感と創り出した感がすごかった。リビングを飾るのも、クラフトも楽しい。きれいな家と、美味しいごはん。
職場は疲れる。できるなら、人と話したくもない。作ったものをネットで売ることだってできるし。
でも「カリスマブロガーになれる人なんて一握り」「家庭菜園で育てた野菜が、農家のものと同じように売れるわけではない」「夫に死なれたらどうするの?」
ごもっとも。現実はそんなに甘くない。生きるためには、お金を稼がなければならない。 "簡単で誰にでもできること"は、みんなやってる。
オーガニックだのグルテンフリーだの、まぁ体に良いものを食べるのはいいと思うけれど、"必ずそうしなければならない” わけではない。全部手作りしたら、時間はかかるし、逆に高くつくかも。「パンは焼いて、バターは買う」そのくらいのバランスでいい。
それに、"自然のままのものが人体に良い” というのは科学的に間違っている。(変な菌とかいるよ!)
アメリカの女性も自由に見えて大変だ。"ガラスの天井”は、たぶん日本より厚い。アメリカには産休育休の制度が確立されていないし、結局上層部は男社会。
”私は社会から選択的に離脱した”、つまり、自らの意志で仕事を辞めて家事をしている・・・と思っているけど、本当は、女性が働きにくい社会に辞めさせられてしまったことをごまかしている。
「自分一人の暮らしを変えるだけでなく、社会全体を変えよう」という結論に、膝を打った。
お金は必要、だけど無理なく働きたい。日本でも、アメリカでも女性たちは悩んでいる。近年は男性たちも同様かもしれない。
テクノロジーはこんな進歩したのに、なぜいつまでたっても、もっと楽に生きられないのだろうか。
宙組 モンテ・クリスト伯
今更ですが、このお話が結構好き。復讐劇ってゾクゾクする。(同様に「金色の砂漠」も好き。)
だいたいみんな悪人なのが面白い。メルセデスもフェルナンと結婚しちゃうから、成り行きとはいえ裏切ってるし。
かなめさんの美しいお顔が怒りで歪むのがたまらん。クズなまぁ様も好き笑 せーこさんマダム綺麗。この頃は悠未ひろさん・緒月さん・蓮水さんたちがいて贅沢!
ちゃんと序曲から始まるのもいい。トップコンビのデュエット「手をのばせば」は名曲。
現代パートはいらないような気もするけど、若手が可愛いからご愛嬌ということで。
銀橋をボロボロの衣装のトップが歩き、民衆が「金返せー金返せー!」と歌う異色の作品!笑 でもかなめさん綺麗・・・ボロボロでも綺麗・・・笑
劇団☆新感線「蛮幽鬼」もこれモチーフだし、漫画もわかりやすくていいですよー。
The Princess and the Frog プリンセスと魔法のキス
これは日本の人々にはちんぷんかんぷんだろうな笑 タイトル「プリンセスと魔法のキス」じゃ見る気も起きない笑 半分はカエルの姿だしw
でもなかなか良かったです!がっつりNew Orleansの観光案内。"Almost There” などJazzyな曲もおしゃれ。
南部民としてアメリカ南部を語らせてください!
・New Orleans ニューオリンズ
French Quarter (旧市街) 地区は18世紀の趣を残す独特の雰囲気。外輪船や路面電車にも乗れます。
*治安はあまり良くないので、夜の人気のないところは注意!
・南部料理
「ガンボ」オクラやチキン、シーフードの入った茶色いドロドロのスープ。私は大好き。十分辛いのに、タバスコ(これもルイジアナ名物)を入れたら確かに不思議とおいしさが増す。
「ベニエ」揚げドーナツみたいなの。粉砂糖を山盛りにかけて食べます。Cafe du Mondeという名店はいつも行列(日本にもあるんですね!)。
出てなかったかもしれないけど「マフレッタ」オリーブを刻んだのを挟んだ大きなサンドイッチや、「バナナフォスター」バナナを甘く焼いたデザートも美味です!
・音楽
New Orleansはジャズ発祥の地。ルイ・アームストロング ”サッチモ” もここの出身。
夜になると街角で路上ジャズが繰り広げられます。Preservation Hallという昔ながらのジャズを聞けるホールは、並んでも入る価値あり。本物ののジャズが聞けます。
ワニが奏でる「Zydeco」はカリブ系・R&Bの要素が加わったジャンル。
とにかくみんな音楽が好き!
・スワンプのワニ
フロリダ半島やこの辺はスワンプ(湿地・沼地)。野生のワニが生息し、スパニッシュモスが生えています。スワンプをモーターボートで疾走してワニを見に行くツアーも楽しい。
・墓地
アメリカは土葬が基本ですが、New Orleansは海抜 -1.5m で埋められないので、地上に大きな墓石を立ててその中に埋葬します。この地区ならでは。
*夜は超危険なので気をつけて!
・おみやげ
マルディグラの仮面やビーズ。
元フランス領地だったので「百合の紋章」グッズが買えます。ブルボン王朝好きにはたまらん。
・プランテーションハウス
昔の南部の大農園。ミシシッピ川沿岸に多数残っています。Oak Alley という大きなお屋敷は「風とともに去りぬ」の世界そのもの。
New Orleansで見つけた名言
“America has only three cities: New York, San Francisco and NEW ORLEANS. Everywhere else is Cleveland." Tennessee Williams
ほんとその通り。3都市とも行きましたが、たしかにこの3都市は独特!
参考:地球の歩き方アメリカ南部編
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