As You Like It !

All the world's a stage, and all the men and women merely players. 独断と偏見に満ちたエンターテイメント作品紹介です。

めざせエンタメの伝道師!!

得意不得意、選択と集中

「誰にでもできる事とできない事がある お前にできない事はおれがやる おれにできない事をお前がやれ 」
という ONE PIECE エニエスロビー編のサンジの台詞に激しく同意。(サンジとロビンが好きなので、ウォーターセブン&エニエスロビー編が大好きです。サンジ神がかってる!!)
 
私の人生の戦略も「選択と集中」。オールマイティーな人もいるけど、私は全部はできないので。いろんな人がいるんだから、全部一人でできる必要はないと思うし。
受験も数学はばっさり捨てて他の教科でカバーした(理系なのに)。それが上手くいった!
今の仕事でも、いろいろ幅広くやろうと思えばできるけど、得意分野でがんばろうと思っている。それでも浅いって言われるけど。「これについてはこいつに聞け」って言われるようになりたい。 
 
「さあ、才能に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」
自分の”才能"分析はもちろん、上に立つ人へのアドバイスが興味深かった。どんなにダメな人に見えても、誰にでも1つくらいすごい所があるのよ。従業員が何百何千人もいたら、一人一人の適性を見極めるのは難しいし時間もかかるけど、その時に客観性とデータに基づいている(らしい)このテストがいい材料になる、かも。
なんとかとハサミは使いよう、と言うではありませんか。適材適所が大事だと中国の兵法書でも言われている。
 
私もテストをやってみたら、私の5つの才能は、内省・学習欲・収集心・最上志向・着想 でした。共感性とかコミュニケーションとか社交性とか一切ない笑
こんな私をうまく使ってくださる有能な方、いらっしゃいましたらご一報ください。うまく乗せてもらえれば、結構チカラを発揮します。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

 

 

職業としての小説家 村上春樹

私は正直そこまで村上作品ファンではないのですが、大学の友人がよく読んでいたので貸してもらっていくつか読みました。東大生は村上春樹が好きである・・・
 
そんな友人に、「村上春樹は自分が好きなこと書いてていいね」(←私は読んでいてそう感じた)と言ったら、「いや、彼は書きたいことの半分も書いていないと思う」と言われたことがある。
私なんてにわかなのでその時は、あっそうなのか、と思ったけど、でもこの本を読むと「自分が楽しいから書く、楽しいように書く」と言っている。やっぱりそうじゃん。でも、村上氏には書きたいことがこの倍以上あるのかもしれないから、友人の言うこともまた真。
 
ステマティックなスタイルがあってびっくりした。毎日走ったり、コンスタントに10枚書いたり。第1回にも書いてあるけど、何十年もずっと続けて作品を出していくには、思いつきではだめなんだな。
 
この本を読んでいて、僭越ながら文字書きの端くれとして、そうそう!と思うことがたくさんあった。
私は創作は自分限りでやっているので、外に出すことは少ないけれど(このブログくらいか)、書いているとデトックスになってると思う。楽しい。気持ちがいい。
仕事の書き物も、締切りがあるとやっぱり嫌だけど、あるとき「あ、これ書きたい」って湧き上がってくるときがある。
後から読めばもっと良く書けたと思うけど、そのときベストを尽くした「納得感」が大事。その通り!私も実際自分で「もうこれ以上はない、これでどうだ!」と思ったときは、他の人に読んでもらっても評価がいい。
走るのは悪魔祓い、というのも納得。『負の気配』が付いてくる、というのもなんとなくわかる。
 
"気分が良くて何が悪い?"
"もし全員を楽しませられないのなら
 自分で楽しむしかないじゃないか”
 
「自分が楽しむこと」がやっぱり一番大事なのだ。
日本の風当たりが強くて・・・と書いてあった。あの村上春樹でも(and だからこそ)そうなのか。もうしょうがないんだね。
私もアメリカに来て、自分が楽しく生きればいいんだ、と思った。日本では、皆様に不快感を与えぬよう、目立たぬよう反感を買わぬよう、小さく小さく生きていたけど。しかも、そう心がけてるのに裏目に出るし!
私もこのまま世界を渡り歩いて暮らしたい。日本は息苦しい。
 
この本はとても面白いと思った。彼のエッセイならもっと読みたい。

 

職業としての小説家 (新潮文庫)

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プラネテス 幸村誠

いちおう、私の今の本業は宇宙系(自称)です。こどもの頃から宇宙が大好きです。
でも、仕事だと思うと、宇宙を嫌いになりそうになる。
 
これは大学に入った時に初めて読んだ。「宇宙兄弟」よりずっと前。以来、時々読んでいるけど、読む度に「あれ、こんな話だったかな?」と思う。たぶん読むたびに響く箇所が違うからだと思う。
 
デブリは現実の問題。「Gravity ゼログラビティ」もデブリのパニック映画。
ケスラーシンドロームデブリ衝突が連鎖反応的に起こること)は、そう簡単には起きないと聞いたことはあるけど・・・
 
宇宙開拓史における偉人の言葉もたくさん出てきて勉強になります。
「地球は人類のゆりかごだが、ゆりかごで一生を過ごす人間はいない」というツィオルコフスキーの超有名な言葉について、「自分の夢を、人類の夢に巧みにすりかえた」という解釈はおもしろい。
 
しりとりでプロポーズするの好き笑
 
「ワガママになるのが怖いやつに宇宙は拓けない」
そう、宇宙は”拓く"もの。私だってまだ何かできるはずなんだ。まだ宇宙を目指せるはずなんだ。まだ諦めるような時間じゃない!
遠くへ行きたい気持ちがまだ自分の中にちゃんとあるって、これを読むと気づかされる。
 
プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)

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SHERLOCK HOLMES シャーロック・ホームズ

カンバーバッチのSHERLOCKではなく、映画の方。
今更ですが、はまりました笑 Victorianのロンドン、大好き!分類としてはアクション映画なのに、おしゃれ!
 
ホームズが変人、でもかっこいい笑
ロバート・ダウニーJr. アクション上手だなと思ったらアイアンマンの人なんですね。大泉洋っぽいと言われてますが、私は役所広司っぽいと思いました。
 
ホームズとワトソンのイケオジ武闘派バディが最高!!
ホームズシリーズはちゃんと読んだことがないけど、ワトソンてホームズに一格劣るイメージがあった。でもこれはワトソンがホームズとわりと対等な相棒。ワトソンがホームズに苦労させられてるときの表情がいい笑
ていうか、おじさんたちセクシーすぎるよ!!笑
 
アイリーン・アドラーは不二子ちゃんみたいで素敵!
 
全体のテンポが良く、アクションシーンで緩急がつくのも効果的。
第二弾(A Game of Shadows)はさらに派手にドンパチしてます。
第三弾も撮影中?完成が待ち遠しいです!!
シャーロック・ホームズ [Blu-ray]

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Once Upon a Time in America ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

名作映画シリーズ。
みんな大好き禁酒法時代!密造酒、潜り酒場、ギャング。
 
3時間越えでちょっと長いのと、時間が前後するのでわかりにくいところもありますが(でもそこに謎解き要素がある)、味のある良作です。
 
ヌードルスとマックス。少年少女が大人に、そして老人になるまで。この子たちが、それぞれこういう大人になり、こうして老いていくのか・・・というのを見ると、時間の流れ、時代の流れには人はあらがえないと感じる。
 
マックスの最後は謎だけど、やっぱりそういうことなのかな・・・?
 
ブルックリン、マンハッタンブリッジの見えるこの場所に行ってきました。Water Street とWashington Street の交差点。 
レンガの建物や石畳の道に当時の面影がありました。フィクションではあるけれど、彼らはここにいたんだな。
 

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ [DVD]

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Some Like It Hot お熱いのがお好き

最近、昔の名作映画を観ています。
どれもストーリー展開が面白いし、不思議と全然古く感じない!CGに頼ってないのもいい!
 
このコメディセンスは三谷幸喜作品に似てるなと思ったら、三谷さんはビリー・ワイルダー監督を敬愛していると知って超納得!
 
マリリン・モンローかわいかった!歌も上手!
"I wanna be loved by you, just you (ブゥブゥッピドゥ)♪” ってやつです。
 
アメリカ女子たちが元気でかわいいし、男2人の女装もかわいい笑(でも絵的にカラーだときついので、白黒にしたとか笑)
"Some like it hot." というのはさりげなく1回だけ言ってます。
最後の “Nobody’s perfect.” のオチは映画史に残る名場面!
 
フロリダのシーン、これはサンディエゴのHotel del Coronadoかな。
 
三谷さんこれ舞台化してくれないかな。
ジョー山本耕史、ジェリー香取慎吾、マリリンのシュガーは優香ちゃんとかで。
音楽あり、ギャングとのドタバタもあり、ハッピーエンドで絶対面白いと思う!
 

HOUSEWIFE 2.0 ハウスワイフ 2.0

 

ハウスワイフ2.0

ハウスワイフ2.0

 

 

数年前に買って、本棚の肥やしにしていたら、”2.0” が死語になってしまった…
アメリカで生き方を見直そうと思って持って来た。持ってきて良かった。
「さぁ女性たち、忙しい社会とはおさらばして家庭に回帰しましょう!」という本だと思っていたら、全然違った。読み始めたら面白くて、線引いて付箋貼って読んだ。
 
「社会に疲れると、身近なものに目を向けたくなる」まさにそれだ!
アメリカに来て、専業主婦をやってみたら、たしかに家事はハマる。アメリカに来て、大きなオーブンでパンを焼いたら、達成感と創り出した感がすごかった。リビングを飾るのも、クラフトも楽しい。きれいな家と、美味しいごはん。
職場は疲れる。できるなら、人と話したくもない。作ったものをネットで売ることだってできるし。
 
でも「カリスマブロガーになれる人なんて一握り」「家庭菜園で育てた野菜が、農家のものと同じように売れるわけではない」「夫に死なれたらどうするの?」
ごもっとも。現実はそんなに甘くない。生きるためには、お金を稼がなければならない。 "簡単で誰にでもできること"は、みんなやってる。
 
オーガニックだのグルテンフリーだの、まぁ体に良いものを食べるのはいいと思うけれど、"必ずそうしなければならない” わけではない。全部手作りしたら、時間はかかるし、逆に高くつくかも。「パンは焼いて、バターは買う」そのくらいのバランスでいい。
それに、"自然のままのものが人体に良い” というのは科学的に間違っている。(変な菌とかいるよ!)
 
アメリカの女性も自由に見えて大変だ。"ガラスの天井”は、たぶん日本より厚い。アメリカには産休育休の制度が確立されていないし、結局上層部は男社会。
 ”私は社会から選択的に離脱した”、つまり、自らの意志で仕事を辞めて家事をしている・・・と思っているけど、本当は、女性が働きにくい社会に辞めさせられてしまったことをごまかしている。
自分一人の暮らしを変えるだけでなく、社会全体を変えよう」という結論に、膝を打った。
 
お金は必要、だけど無理なく働きたい。日本でも、アメリカでも女性たちは悩んでいる。近年は男性たちも同様かもしれない。
テクノロジーはこんな進歩したのに、なぜいつまでたっても、もっと楽に生きられないのだろうか。