As You Like It !

All the world's a stage, and all the men and women merely players. 独断と偏見に満ちたエンターテイメント作品紹介です。

めざせエンタメの伝道師!!

宙組 モンテ・クリスト伯

今更ですが、このお話が結構好き。復讐劇ってゾクゾクする。(同様に「金色の砂漠」も好き。)
 
だいたいみんな悪人なのが面白い。メルセデスもフェルナンと結婚しちゃうから、成り行きとはいえ裏切ってるし。
かなめさんの美しいお顔が怒りで歪むのがたまらん。クズなまぁ様も好き笑 せーこさんマダム綺麗。この頃は悠未ひろさん・緒月さん・蓮水さんたちがいて贅沢!
 
ちゃんと序曲から始まるのもいい。トップコンビのデュエット「手をのばせば」は名曲。
 
現代パートはいらないような気もするけど、若手が可愛いからご愛嬌ということで。
銀橋をボロボロの衣装のトップが歩き、民衆が「金返せー金返せー!」と歌う異色の作品!笑 でもかなめさん綺麗・・・ボロボロでも綺麗・・・笑
 
劇団☆新感線蛮幽鬼」もこれモチーフだし、漫画もわかりやすくていいですよー。
モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス)
 

 

The Princess and the Frog プリンセスと魔法のキス

これは日本の人々にはちんぷんかんぷんだろうな笑 タイトル「プリンセスと魔法のキス」じゃ見る気も起きない笑 半分はカエルの姿だしw
 
でも私は好き!がっつりNew Orleansの観光案内。"Almost There” などJazzyな曲もおしゃれ。
南部民としてアメリカ南部を語らせてください!
 
・New Orleans ニューオリンズ
ミシシッピ川沿岸、ルイジアナ州の大都市。元フランス領。
French Quarter (旧市街) 地区は18世紀の趣を残す独特の雰囲気。外輪船や路面電車にも乗れます。
*治安はあまり良くないので、夜の人気のないところは注意!
 
・南部料理
アメリカ料理=ハンバーガーとステーキでしょ?と思われるかもしれませんが、南部料理は独特!はまります!
大きく分けてケイジャン(スパイシー)とクレオール(フランス料理風でちょっと上品)の2種類。あと、メキシコ湾に近いので、牡蠣がおいしいです。
 
「ガンボ」オクラやチキン、シーフードの入った茶色いドロドロのスープ。私は大好き。十分辛いのに、タバスコ(これもルイジアナ名物)を入れたら確かに不思議とおいしさが増す。
ベニエ」挙げドーナツみたいなの。粉砂糖を山盛りにかけて食べます。Cafe du Mondeという名店はいつも行列(日本にもあるんですね!)。
出てなかったかもしれないけど「マフレッタ」オリーブを刻んだのを挟んだ大きなサンドイッチや、「バナナフォスター」バナナを甘く焼いたのも美味です!
 
・音楽
New Orleansはジャズ発祥の地。ルイ・アームストロングサッチモ” もここの出身。
夜になると街角で路上ジャズが繰り広げられます。Preservation Hallという昔ながらのジャズを聞けるホールは、並んでも入る価値あり。本物ののジャズが聞けます。
ワニが奏でる「Zydeco」はカリブ系・R&Bの要素が加わったジャンル。
とにかくみんな音楽が好き!
 
大きな山車が出て、ビーズとコインを投げるパレードをするお祭り。マルディグラの日はホテルは満室!テーマカラーは黄色・緑・紫。月組の「Golden Jazz」はこれがモチーフでした。
 
・スワンプのワニ
フロリダ半島やこの辺はスワンプ(湿地・沼地)。野生のワニが生息し、スパニッシュモスが生えています。スワンプをモーターボートで疾走してワニを見に行くツアーも楽しい。
 
・墓地
アメリカは土葬が基本ですが、New Orleansは海抜 -1.5m で埋められないので、地上に大きな墓石を立ててその中に埋葬します。この地区ならでは。
*夜は超危険なので気をつけて!
 
・おみやげ
マルディグラの仮面やビーズ。
元フランス領地だったので「百合の紋章」グッズが買えます。ブルボン王朝好きにはたまらん。
 
昔の南部の大農園。ミシシッピ川沿岸に多数残っています。Oak Alley という大きなお屋敷は「風とともに去りぬ」の世界そのもの。
 
New Orleansで見つけた名言
“America has only three cities: New York, San Francisco and NEW ORLEANS. Everywhere else is Cleveland." Tennessee Williams
ほんとその通り。3都市とも行きましたが、たしかにこの3都市は独特!
 
他にも見所、おいしいものがたくさんあります。たぶん、アメリカ南部はみなさんがイメージしている「アメリカ」とは違います。ぜひぜひ南部にいらっしゃい!!
 
参考:地球の歩き方アメリカ南部編

Cabaret キャバレー

大統領選挙から1年。今のアメリカは、なんだかこの映画の状況に似ている。
 
1931年、ベルリン。
サリーとブライアン、若い二人の恋の裏で、ユダヤ人への迫害が始まり、ナチスの影がどんどん濃くなっていく。すごく不穏で嫌な感じがします。
 
謎の男爵はよくわからないのでおいといて笑
 
最後はガラス越しにナチ党員の顔が不気味に映って終わります。この後、ドイツで何が起こったのかは皆様ご存知の通り。
 
そんな時代でも、今を、自分の人生を謳歌しよう。Life is a cabaret.
 
1972年の映画ですが全然古いと感じさせません。ライザ・ミネリは美人じゃないのに目が離せない。どの曲も素晴らしい!
 
ちなみに映画と舞台とではストーリーが違います。(舞台は観たことがないけれど、あらすじを読む限り、私は映画の方のストーリーが好き。)
日本の舞台はどうだったのでしょうか?長澤まさみさんも石丸幹二さんのMCも観たかったな。串田さんの演出はこの作品にきっと合う。
 
トランプにぜひこれ観てほしいです。

宙組の太陽 まぁさま

まぁさまが宝塚の舞台を去られてから、早くも1週間が経ってしまいました・・・(まぁさまロスでぼんやりしていたらあっというまに・・・)

残念ながら有終の美を見には行けませんでしたが、素晴らしかったと聞きました。

 
明るい笑顔の普段の姿に対して、近年は苦悩していたり、怖かったりする役が多かった気がします。ラダメス、シェイクスピア、トート閣下、ドミトリー・・・
もちろん「翼ある人びと」は美しい代表作ですが、私は「メランコリックジゴロ」が好きでした。真風さんとのコメディのお芝居が絶妙。ダニエルのテーマも、他のキャストもはまってて大好き。
伸びやかなダンスはもちろん、情感のこもった歌!まさかあの北白川先生の歌にちょっと泣かされるとは・・・
TOP HATの曲は自分の結婚式でも使いました。
 
そして伶美さん、彩花さん、瀬音さん、涼華さん。宙組娘役を代表する方々がもういないなんて・・・
マダムヴォルフの登場があんなに待ち遠しいエリザベートがあっただろうか。
 
かなめさんがラインハルトのような孤高のトップスターだったのに対して、まぁさまはまさしく”宙組の太陽”でしたね。ただただ寂しい。大好きでした(T T)
 
お疲れ様でした!次に会える日を楽しみにしています!

ありがとう ちぎみゆ

あと1日。

 
ちぎさんとみゆちゃんの間にはいつも愛とキラキラがあふれていました。
伯爵令嬢でお二人の美しさに度肝を抜かれてから、雪組を見るときはいつも幸せでした。
初めて”トップさんが好き”ではなく、”トップコンビが好き”という経験をしました。
 
星逢は何度見ても泣けるし、ケイレブのラストは最高で何度も見てしまう。(「雨は大好きだ、君のことも」からのコート羽織らせてキス!!ぎゃー!!)
ルパン、るろけんとキャラものもがんばったね。
幕末太陽傳は見られてないけど、「明るくて最後とは思えなかった」と感想を聞きました。
 
ちぎさんのダンスはキレッキレで、見ていて気持ちがよかった。歌もすごく声出るようになったし。
というか、美しすぎた!!!!
みゆちゃんはいつもふわぁぁっとしてるのに、舞台に立つと別人のように堂々としていて、あぁプロだなって思った。イヴォンヌをあんなふうに演じられるとは思わなかった。
 
私はふうとさんが好きですが、お二人のおかげで、ふうとさんも更に更に輝いた気がします。
このトリデンテは本当に奇跡。
 
寂しいから、有終の美は後日ゆっくり見ようかな。
またどこかで会えるといいな。
そして、ふうとさんときほちゃんを同じように愛せたらいいな。
 
ちぎみゆには感謝しかない!!ラストデイ、最高の1日になりますように!!
 
 
*過去記事

 

宙組「神々の土地」予習 ロマノフたちのいろいろ

2017年は、1917年のロシア革命から100年。宝塚宙組「神々の土地」の予習も兼ねて、ロマノフ王朝の歴史と関連作品をまとめてみました。(独学なので、違っていたら優しく教えてください ^^;)ロマノフ王朝の悲劇的な最後は涙無くしては語れません・・・

 

ロマノフ王朝とは、17世紀のミハイル・ロマノフから1917年の革命まで続いたロシアの王朝。1721年、ピョートル1世を初代皇帝としてロシア帝国成立。エルミタージュ宮殿(現在は美術館)を作ったエカテリーナ2世が有名です。

f:id:Michon0713:20170519235152j:plain

最後の皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后の間には子どもが5人。皇女オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシア、そして皇太子アレクセイ。美しすぎる姉弟!!

f:id:Michon0713:20170519092145j:plain

(↑Wikipediaより)

アレクサンドラ皇后は、アレクセイの血友病の治療(祈祷)を “怪僧”ラスプーチンに頼ります。1916年12月30日、ラスプーチンはドミトリー大公、ユスポフ大公らに暗殺されます(「神々の土地」はこのあたりの話!)。

1917年二月革命十月革命が起こり、皇位は廃止されロシア帝国は滅亡、指導者レーニンのもと、ソビエト社会主義共和国連邦が成立。ニコライ2世一家は1918年7月17日未明、エカテリンブルクのイパチェフ館で銃殺されてしまいます。

 

第四皇女アナスタシアは生きているのでは?という説があり、「私がアナスタシアだ」と主張した人が大勢いたという話は有名ですが・・・

 

以下、関連作品の紹介です。詳しくは述べませんが、気になるものがあればぜひ見てみてください。

 

オルフェウスの窓 池田理代子

池田理代子先生といえば、フランス革命を描いた「ベルサイユのばら」ですが、ロシア革命も描いています。ドイツの音楽学校の話からロシア革命へ。ベルばら以上に劇的です。宝塚で舞台化もされていますが、この大長編の舞台化は無謀なのでは(観たことないけれど)^^;

私はこの作品でロシア革命を知りました。戦う民衆の側から見ているこの作品から入ったので、革命は正義、ロマノフ王朝は倒されるべくして倒れた、と思っていたのですが、いろいろ調べてみると史実はまぁ衝撃的でした・・・レーニン、皇帝一家全員銃殺はあんまりだ・・・

 

アナスタシア

20世紀フォックスのミュージカルアニメ映画(注:ディズニーではない)。革命から10年後の話。実際は、アナスタシアは革命時15歳ですが、この作品ではまだ子ども。年齢が史実と違うのはご愛嬌。ラスプーチンも完全にバケモノ笑

“Journey to the Past”, “Once Upon A December” は名曲。荒廃した宮殿で踊るシーンが秀逸です。最近ブロードウェイで舞台も始まりました。

「追想」という1956年の映画をもとにしています。こちらも観てみたい。

 

名探偵コナン 世紀末の魔術師

話はさておき、「インペリアル・イースター・エッグ」というものについてはこれでよくわかります。マリア皇后、アレクサンドラ皇后に皇帝から贈られたファベルジェ親方の芸術品。世界各国に散在していて、ニューヨークのメトロポリタン美術館には3つあります。緻密で感動しました。

f:id:Michon0713:20170519092315j:plain

第二皇女タチアナの写真もありました。美しい! f:id:Michon0713:20170519092326j:plain

 

神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜

宙組公演 『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

今年8月18日から、宝塚歌劇団宙組にて上演!我らがまぁさま、朝夏まなとさんの退団公演です。まぁさまが宝塚の舞台の上からいなくなってしまうのは本当に寂しいのですが、上田久美子先生によるロマノフ最後の日々で、私としてはこれ以上のはなむけはないと思っています(> <) とても楽しみです!

 

そのうち公式ページに出ると思いますが、主要人物の人物相関家系図はこんなかんじです。(まぁさまが中心に来るようにしたかったのですが、左に寄ってしまった・・・ご容赦ください!)

f:id:Michon0713:20170519235231j:plain

ラスプーチンはかなり主要な役だと思うのですが、誰がやるのか??愛ちゃん?!澄輝さんは当然ロシア貴族ですよね?!

 

私が調べた限りでは、宝塚でロマノフ王朝ロシア革命をテーマにした作品は意外と少なく(フランス革命関連は死ぬほどやっているのに・・・)、前述の「オルフェウスの窓」、あとは「彷徨のレクイエム」、「ロマノフの宝石」くらいでしょうか。「復活」もロシア貴族の話ではあるけど。もっとありましたら教えてください。

 

 

万が一にでもアナスタシアは生き延びていてくれたら、と私も思っていたのですが、近年のDNA鑑定の結果、やはり一家全員あの夜に亡くなっているようです。科学で長年の謎が解けた。。。

フランス革命も、エリザベートハンガリー独立運動云々も、「革命」という響きはかっこいいけれど、ヨーロッパやロシアの歴史を知ると、大量の血が流されていることに衝撃を受けます。

 

極寒のロシア、悲しくも美しいロマノフ家に心惹かれるのは、私だけではないはず。概要だけ書きましたが、調べるほどにはまります。彼らが暮らしたサンクトペテルブルクにはぜひともいつか行きたいです。

LA LA LAND

一足お先に "LA LA LAND" を観てきました。今年度アカデミー賞14部門ノミネート作品。日本では2/24公開。
 
ジャズピアニストのセバスチャンと、ハリウッド女優の卵ミアの恋と夢のお話です。
West Side Story を彷彿とさせるような” と聞いていたので、もっとバリバリのミュージカル作品かなと思っていたけれど、そうでもなかった。くどくなくてよかった。
現代的であり、かつレトロでもある。曲も素敵だし、映像も綺麗だし、お話が予想より深い。監督が32歳というのに驚きました。
 
とても巷の評価が高いですが、私が思うに、いきものがかりの歌が皆に響く名曲なのと同じような意味で、これは名作なのかなと思います。
 
以下、本編の内容に触れます。
 
 
すーっとハイウェイでのフラッシュモブ ”Another Day of Sun” が始まる。素晴らしいOverture。そして何事もなかったように本編が始まっていく。
 
ポスターの二人でタップを踏むシーン、おぉこういうシーンなのかと意表を突かれた。普通だったらここで二人が結ばれると思うのですが・・・
 
プラネタリウムのシーンのグリフィス天文台は、私も行ったことがありますがとても素敵なところです。夜景が本当に綺麗です。(でも観光地なので混んでいますが。今はこの映画のおかげでもっと盛況でしょうね。)
 
渋滞しているハイウェイを降りて、横道へ逸れる。とても象徴的な場面。
”あり得たかもしれない、あの時選ばなかった別の未来” これは誰しもに響くはず。これはずるい!!!!
 
過去のミュージカル作品へのオマージュがちりばめられています。探してみてください。
顛末が”シェルブールの雨傘” みたいだと思った以外、私はほとんどわかりませんでしたが。まだまだ修行が足りない笑
答え合わせはこちら!

www.radiotimes.com